コンテスト

コンテスト

コンテストは、6mの移動運用の延長にあるものと考えても間違えではないと思います。 普段から運用している移動地なら、電波の飛び具合も理解できています。 慣れた移動地で繰り返し参加し、腕を磨けば、いつかは入賞にたどり着くと思います。

また初めての移動地で参加することもチャレンジとしては面白いと思いますが、移動運用上級者の技かも知れません。 地図をよく見て地形を想像し、インターネットや移動運用を行う地元局の情報などを加えて、満足する結果が出れば、コンテストを楽しめたということになります。

パワーを補う移動運用

「ハイパワーで参加すれば、交信局数が増えるのは当たり前」などとコンテスターに悪態をつくのは、負け犬の遠吠えのようなものですからやめましょう。 彼らはコンテストに勝つために設備の増強やオペレーション技術を磨いています。 パワーさえ出せば、コンテストで勝てるわけではありません。

移動運用でハイパワー局に負けない方法が、移動運用です。 最大50Wまでの出力しか使えませんが、電波の飛びのいい場所を選ぶことができるのも移動運用の利点です。

フィールドデーは腕の見せ所

フィールドデーでは、移動局は固定局と比べて2倍の得点係数を付けられます。 したがって移動局の方が上位となることは必至です。 普段の移動運用の技を試しに、参加してみてはいかがでしょうか。

参加局の少ないエリアでトップをとる

人口と6mを運用する局数は、ある程度比例すると思います。 したがって人口が多い1エリアでは、6mを運用する局は多く、コンテストで6mのシングルバンドで戦う局も多くなります。 そのような状態で入賞や優勝を狙うのは、ハードルが高くなります。

コンテストの結果を見ると、参加局が少ないエリアがあります。 例えば、9エリアや0エリアです。 このようなエリアに出かけて運用すれば、トップをとるチャンスもあるかも知れません。 運任せのような参加となりますが、楽しみながら参加する方法ではないでしょうか。